2013/12/25

2005 Bianchi 1885のフロントフォーク(その後)

相当前(多分2年くらい前)にフォークを変えたのですが、書くのを忘れていました。
その1の記事はこちら→2005 Bianchi 1885のフロントフォーク
某オークションで面白いフォークを見つけまして、ポチッと…。


こんなフォークが届きました。

Bianchiのフルカーボンフォークです。

2002年〜2004年のEV2,EV3,EV4,XL Carbonに付属してきたモデルですね。

参考ページ

軽量モデルに付属していただけあって、345g(コラムカット済)と当時としては軽量な部類に入ります。
剛性は…うん…察してください(;^ω^)
最近のフォークと比べるとクソみたいなレベルの性能しかありません。

進行方向に対して断面が三角であるなど、空力を意識したような作りとなっています。

(このフォークを見た人が「これってOvalの昔のフォークによく似てるよなぁ…」と。僕はよく解らないのですが、以前Ovalの技術をTTバイクで使っていたので、何らかの関係があるかもしれませんね。)

警告文にもBianchiの文字が見えますね。
コラムはグラスファイバー使用でコストカットの跡が見えます。

 丁度手元にCentoStradeの純正フォークがあったので比較してみました。
CentoStradeの純正フォークは532g(コラムカット済、アンカー有)

案の定、中華の香りがしますね。

並べてみると
前から

横から

後ろから

似てますねぇ…

フォークエンドの刻印と形状も一緒です。


当時から台湾に委託していたのかなー。という流れが何となく見えてきます。

乗り味は上質になりました。自動車に例えるとダンパーのOHをした感じです。振動が一発で収束するようになりました。フロントがよく動くので非常に怖かったのが無くなりました。フォークだけで200gほど軽量化されていますが、重量バランス及び剛性バランスの悪化は全く感じません。オフセットも45から43となったことで本来のジオメトリに近づき、妙なかったるさも消えました。

CSでは微妙だと感じたフォーク差し替えですが、1885では成功したと言っていいでしょう。結果的に8.5kgくらい(ZONDA使用)まで来たので非常に満足しています。

純正フォークはどのモデルも同じような方向性を持って設計されているのでしょうか?というか、当時のBianchiはフルカーボン/アルカーボンフォークの2種類しか手駒が無かったので、必然的に方向性も似てくるのでしょうか?

色々と疑問は尽きませんが、面白く感じたので備忘録代わりに残しておきます。

2 件のコメント:

  1. はじめまして
    2005年にこのモデルの1885(1885 Alu Hydro Veloce 10s)に購入し乗りつづけているものです。
    ふらっとモデル名でググったら最初にヒットして最近ちょくちょくみさせていただいており
    120周年カラーですが同じモデルということで何か親近感を感じさせております。
    これからも楽しくHPみさせてみさせていただきますのでよろしくお願いします。

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    1. 160 uさんご丁寧にありがとうございます。
      120周年カラーの1885も中々少ないバイクですね。一度だけ、とある島を一周し続けるイベントで実物を見たことがありますが、追加で欲しくなってしまうくらい素晴らしいデザインでした。お互い楽しく乗り続けられると良いですね。これからもよろしくお願いします。

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