2012/10/08

CONTINENTAL GRAND PRIX 4000 チューブラー

そういえば、使ったことがあるのに書いていなかったな〜と
TNIのカーボンホイールに貼っていました。


性質としてはモチモチ感のあるタイヤです。競合するコンペティションとは少々違う乗り味で、べったりと路面を掴んで粘ってくれるタイヤです。個人的には転がり抵抗の大きさが気になりましたが、クリテリウムなどコーナーとその後のトラクションが重要になってくる場面では無敵かもしれません。コンパウンドが柔らかく、ウェットグリップもかなり高い為、路面が一部だけ濡れているときにも安心して突っ込んで行くことが出来ます。

コンチネンタルのチューブラーの特徴はラテックスチューブでは無く、特殊配合のブチルチューブを使用しているということでしょうか?これにより空気が抜けにくく、空気圧管理にあまりシビアになる必要がありません。ラテックスチューブは性能は非常に良いのですが、やはり空気圧管理がネックになります。レース直前に空気を入れる作業は、アップ時間を奪いますので出来ることなら避けたいのが普通でしょう。ラテックスチューブについての記事は以前書いています。性能は◎ですが、手間を考えると△かもしれません。毎日乗る人には全くオススメ出来ないでしょう。

気になる耐パンク性ですが、個人的には非常に優れていると感じました。コンチネンタルは総じてパンクしにくいタイヤを多くリリースしていますが、このタイヤも気をつけて使えば”ほぼ”パンクすることは無いと思います。僕は悪名高いPro3ですら一度もパンクしたことが無い人なので、あまり参考にはならないかもしれませんw。

転がり抵抗の少ないコンペティションを取るか、グリップ力の高いグランプリ4000を取るか…好みに(あえて用途とは言いません)応じた2種類のタイヤをラインナップしているコンチネンタルには非常に好感を覚えます。クリンチャーとは違い、耐摩耗性はあまり高くありませんが、チューブラータイヤは定期的に貼り替えが必要なので、そのタイミングと合わせて考えると仕方がないことなのでしょう。

2 件のコメント:

  1. 私はクリンチャー版しか使った事がありませんが、同じような感想でした。

    にも関わらず他ブログでは記事内のメリット+転がり抵抗が少ないと書かれているので(。´д`)ん? と思ってました。

    今回転がり抵抗が大きいと言う事なので、自分のインプレもあながち間違ってないな~と胸をなでおろしました(´∀`)

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    1. kazuさんどうもです。
      このタイヤ、というか、多くのインプレッションは個人の主観に基づいて書かれていますから何とも言えないですねw。比較対象を何に設定するか…ってのでも大きく変わってきますし…。
      個人的には尖った性能を持った製品が好きなので、これはこれでアリ…。だとしか言えないですねw。

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