Instruction Manual for 自作ディープキット


藤原ヱンヂニヤリング 自作ディープリム製作用PPピース(16H,20H用)

<注意>
・このピースは実際にSHIMANO WH-R550とWH-R500を用意し、それを基準に型を制作し、一枚ずつPPシートから打ちぬいて製造しています。一口にR550,R500用と言ってもホイール自体が元々は真円では無く、実際にホイールに当てた時に多少のズレが出てくる可能製があります。その場合は、ご自身にてピースを追加で加工して頂くようお願いします。

・自作ディープリム製作用PPピースを利用した事によって、組み込んだホイールが破損した、不具合が発生した、事故を起こしたとしても一切責任は負えません。全て自己責任で使用してくださるようお願いします。

・商品の製造から梱包まで全て手作業にて加工している為、予期せぬ不具合などが発生する場合があります。お気づきになられた事がございましたらお手数ですが、メールにて連絡して頂くようお願いします。

<制作方法>

用意するもの:両面テープ、ビニールテープ(藤原ヱンジニヤリングでは3M社製品の使用を推奨しています)

1、リムの脱脂

・リムに両面テープを貼る下準備として、パーツクリーナーやディグリーザーで脱脂します。

・メーカー出荷時に貼られたステッカーは剥がしておいたほうが良いでしょう。

2、リムに両面テープを貼り付ける(両面)

出来るだけブレーキ面とのクリアランスが小さくなるように貼りつけて下さい。

・全周貼るのでは無く、バルブ位置が何処か確認しやすくするため、バルブホールの所だけ開けておくのが良いでしょう。水抜き穴にもなります。

3、ピースの仮組みをする

・実際にピースをホイール上に置いていきます。後ほどビニールテープで固定出来るよう、リムのブレーキ面から5mm離して置いていって下さい。この際、綺麗な円形にならなければピースを現物合わせで加工してください。

・ピースの接合部は次の写真を参考にしてください。切欠きがホイールの内側に入るように組んでいくのが正しい組み付け方になります。



4、ピースをビニールテープで固定していく

・まず、リムに沿ってビニールテープを貼っていきます。この際、必ず両面テープとビニールテープが重なるよう貼りつけていってください。ビニールテープのみでリムに固定するのは不可能ではありませんが、接着力が不足する可能性がありますので、必ず両面テープとビニールテープが重なるよう貼りつけていってください。

・次に、ピースとピースの間にビニールテープを貼ります。

・貼り終わったら、バルブホールの位置を決め、切欠きを作ります。

・最後に、ディープの山の部分にビニールテープを貼っていきます。

・ビニールテープの貼り方には幾つかのバリエーションがありますが、藤原ヱンヂニヤリングではこの通常の貼り方に加え、ビニールテープを引っ掛けて剥がれてこないよう最後にリム部分にもう一周貼っています。ビニールテープの使用料が重量に直結しますので、貼り過ぎに注意してください。

・最終的には次の写真のようになります。これはフラッシュによってビニールテープを強調した写真であり、実際はもっとビニールテープは目立たなくなります。


5、タイヤを装着する

カウルに大きなフレが無い事を確認したら、通常と同じ要領でタイヤを取り付けて下さい。リムハイトが高い為、60mmのバルブに60mmのエクステンションを付けて頂くと通常のディープリムと同様に使って頂けると思います。

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