167.5?170?172.5?
最近は車がメインで、あまり自転車に乗る機会は無かったわけですが、諸事情あり()乗っています。
新規事業開拓中のタイミングで1日の移動距離が40~70kmくらいあったり、海外進出の準備をしている中、かなりの痛手ではありますが、じっくりと自転車に乗る事が出来、(個人的には)面白い分析が出来たように感じます。
元々、172.5mmクランクがついていたプロペルですが、やはり172.5mmクランクは圧倒的に長く、踏み降ろしは良いものの、下死点(上死点)近辺で違和感が多く、ケイデンスを上げきる事が出来ません。
改善の為、クランクリコールで交換するタイミングで167.5mmを久しぶりに入れてみましたが、現役で乗っていた時は上手く言語化出来なかった部分が言語化出来るようになったのでこの記事を書いてみました。
167.5mm、踏み降ろしでテコ比(レバー比)が短すぎて、体重を脚に乗せた時のトルクの掛かり方が猛烈に微妙(踏み負ける)事に気が付きました。
現役のときは(体重52kgで最大1100Wほど、FTPも3.4倍;200W程度あったので)短いクランク、なんか遅い気がする…というくらいの話だったわけですが、体重62kg&FTP100W前後の今、167.5mmだと最早ペダルが下がりません。
体重が増えているのに下がらん…というのは如何なものか…と思いますが、まー全然ダメだわ…となり、結局170mmのクランクに入れ替えた…という話です。
普段の足として使ってるブロンプトン(Brompton Superlight Carbon Cranksetが入っているので170mm)、tern(170mmっぽい)、はそこまで違和感が無かったので、やはり170mmに慣れちゃってますね。20年以上170mmで乗ってますし…
MTBで飛ぼうとした(気分だけ)時も175mmを試しましたが、やはり170mmの方がしっくり来ますし、一生170mmで良いみたいです。
これってどういうことなんだろ?と思って、ざっくりと計算してみたのですが、同じ推進力を得ようとすると、クランクが2.5mm長くなるごとに1.5~1.6%軽い力で済むようになる(つまり同じ力を基準とするとより推進力が増える)んですね。
クランク長決定の際、可動域的な問題と力学的な問題があるため、脚長&足のサイズで理想的な長さは一律決定されるわけでは無い…というのは昔から僕が言っていることですが、脚力があると感覚的なところの議論がある程度ガバガバになってしまうなぁ…というのを再確認した&それが面白いと感じた。というところで終わっておきます。

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