2022/11/14

Tern Vektron S10の導入とカスタムの話

先日からドタバタしていたのはこの自転車の為のパーツだったのです。

様々な脚力の人間が一緒に走ると問題になるのは走力…。僕はもう年に数回、数えるほどしか自転車に乗る機会はありませんが、昔取ったナントヤラでそれなりに誤魔化しながら走ることは出来るわけです。
ただ、合わせられる範囲というのは確実に存在し、速すぎるのはもちろん、遅すぎるのもある程度限界がある…ということで誰も得しないサイクリングがちょいちょい発生しているのが難点でした。
そんなこんなで、小柄かつ自転車という乗り物にあまり慣れていない人が快適に乗れるe-bikeを探したのですが、本当に無いんですね。概ねSサイズ以上(165cm~)しか用意されておらず、ごく稀にXSサイズ(160cm~)があるものの、150cm前後の人が乗れる自転車がありません。
"150cmの女性がロードバイクに乗る男性と一緒に走れる自転車"を調べていくと、GIANTのLivブランドから出ているESCAPE R W E+とTern Vektron S10しか乗れそうなバイクが無いのです。

個人的にはパーツ互換性がそれなりに確保されていれば何でも良いのですが、実際に乗ってみると結構違うのです。GIANTのバイクはどこまでいってもスポーツバイクに電動モーターが付いた構造で、登り坂はアシストしてくれるものの、普通の電動自転車感が消えません。TernのVektron S10は折りたたみ自転車でしょ?と舐めて乗ると、モーターがグイグイアシストしてくれ、非常に面白い走行感です。BOSCHのユニットのほうがリニアさもパワーの強さも上に感じるのは不思議ですが、スペック的にはエスケープのほうが良いはずなのに、乗ると圧倒的にTernのほうが良いのです。
また、圧倒的な価格差がある為何とも言えませんが、TernはマグラのMT4というブレーキがアッセンブルされており、モノブロックのブレーキキャリパーがついています。これが思っていた以上に効いており、ブレーキフィーリングがめちゃめちゃ良いのです。
*当初付属していたエルゴンのグリップは手が小さい人には大きすぎて使いにくいそうで、MTBで使っているESIのシリコングリップの最も細い(軽い)モデルに交換しています。実際に乗ると結構路面の振動を拾うので、バズキルを入れても良いかもしれんなぁ…という印象を受けています。
サドルとシートポストはスペシャライズドのPower Expert with MIMIC、WR CompositiのRSカーボンピラーシムを噛まして入れています。ここを交換するのであれば、S10では無くN8でも良かったのでは?というツッコミが入りますが、N8は細かいパーツが全部グレードダウンされているので、ここまでフィーリングは良く無さそうです。

前後ハブにはBikeScienceから出ているデラックスレインボーハブブラシロイヤル/Royal Rainbow-Colored Hub Brush Deluxeをつけています。
ペダルは皆大好きhope。F12という小型/子供用/オンロード用ペダルをつけています。このペダルもかなり良くオススメです。

組み上がって実際にサイクリングに行った所、これまで漕ぎ出しや上りで絶望的に離れていた所でしっかり着いてきます。逆に、これまで待つことで足の回復をしていた僕が踏む場面が増え、めちゃめちゃしんどく良い練習になるという副次的効果もあります笑
決して安い買い物ではありませんが、めちゃめちゃオススメです。僕もe-MTB欲しいな…と思ってしまうくらい良いですね。

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