僕が本格的にカーボンフレームの自作を考えたのはカステが貼った、この動画を見たから。
「あれ???プラモデル感覚で作れるんじゃね???」と思いません?
もちろん、命を乗せて走るわけですから、プラモデルとは比較出来ないレベルの作業が要求されますが、見ていると自分で作れそうです(;^ω^)
素材、接着剤、治具が揃えば今スグにでも作っちゃうノリです。
実は、以前からフレームの自作には興味がありました。中学時代、子供の科学という雑誌に紙パイプで出来た自転車が載っているのを見て、本気で夏の自由研究で作ろうとした事があったりします。その時は材料を集める事が出来ず挫折したのですが、カーボンに関しては鳥人間クラスタの助言もあり、材料に関しては(経済的に可能であれば)容易に揃います。
で、色々とカーボンフレームについて調べているのですが、幾つか解った事があるので書いてみることにします。
・ラグドカーボンフレームなら材料さえ揃えば簡単に作れる
・モノコックも芯材を残したままで良いなら、意外と簡単に作れる。
・意外と簡単に作れるが、幾つか注意点があり、それを守るのが非常に困難。
実は、先日Movementさんを訪問した時にお客さんのTVTのフレームが置いてあったんですね。で、それをかなり細部まで観察してきたのですが、調べれば調べるほどTVT、TIME系列のヤバさも解ってきます。
TVTがTIMEとLOOKに分裂した~という説明は後日、又の機会にするとして、とりあえず撮ってきたTVTの写真を見ながら解説して行きましょう。ちなみに、TVTのフレームはカーボンパイプをアルミラグでくっつけた"だけ"のフレームです(;^ω^)
まずはBB部分。アルミラグとカーボンパイプで出来ていることがよ~く解ります。カーボンのうねりというか、パイプの表面のカーボン繊維がTIMEと殆ど同じなのは興味深いですね。
次はシートチューブを上から覗いた写真。これ、解りますかね?カーボンパイプの中はツルッツルで、なおかつアルミのバインダーとの間に全く段差が無いんです。これ、現代のモノコックフレームでは有り得ないですね。個人的には、カーボンフレームは内部にもうちょっと手を入れれば100gくらい軽量化出来ると考えているため、これに気がついた時は非常に興奮しました。
もちろん、内部がツルッツルになっているパイプを使用すれば良いのですが、コストが問題ですよね(;^ω^)
で、このフレームを見せて頂いて感じたのは、アルミラグでカーボンパイプを繋いだフレームなら簡単に自作可能だということ。治具さえしっかり作ってしまえば、本当に何とかなってしまいそうです。
でも、そんな簡単に何とかなってしまいそうな作りかたで作って満足出来るんでしょうか?一応、ドナー用のクロスバイクはあったりするので、カーボンパイプだけ購入してこれば何とか作れるような気がします。あれ?これ、シクロクロスバイクになるんじゃね?とか非常に胸熱な展開になっていくことが予測可能なのですが、そこは藤原ヱンヂニヤリング、まともなやり方では面白くありません。
何も知らないが故、生み出される数々のアイディア。part2ではそんな藤原のアホなアイディアを一挙公開…していきましょう。
ああ…恥ずかしい(;^ω^)
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