最新のカーボンロードの乗り味がどうも気に入らない人にオススメの逸品です。
ボントレガー バズキル
令和やぞ()
どこぞのバカどもが”オカルトグッズ”扱いしているこのバズキルですが、マスダンパーをオカルトグッズ扱いするテメーの頭がオカルトだよ。という悪口は置いておいて、類似の商品がバズキル以降出てこないのが非常に謎です。
僕の記憶では2008年頃から2015年頃まで販売されており、ランス・アームストロングも2010年のツール・ド・フランス参戦時に使用していました。
(追記)また、2006年のパリ・ルーベに参戦したジョージ・ヒンカピーのバイクにもついていますね。これは旧ロゴ、初期ロットの赤色Verです。
*アルミハンドルには効果があり、カーボンハンドルでは効果が無いと記述している方が散見されますが、どのような素材であっても効果があります。マスダンパーだもの。
ちなみに2021年現在、バズキルの新品在庫は殆どどこにも存在しないようです。中古品すら見つからない状態で、ほぼ購入する手段は無さそうです。
この商品が元々自転車用ではなく、Mathewsというアーチェリー用品メーカーが出している製品を自転車用にチューニングしてBONTRAGERが販売していた。という話は非常に有名な所であり、本家のMathewsからは今も各色販売されているようです。
なんというか、一緒ですよね。
と、ここまで色々と書いてきましたが、今回の本題はこういった所にはありません。何故この令和の時代に、約10年も前に終売したマスダンパーを紹介しているのか。という所に本題があります。
日本には入荷されなかった為あまり知られていませんが、アルミモデルとブラスモデルの2種類があったようです。僕はアルミモデルしか見たことがありません。ebayとか見ても無さそうです。初期は赤/黒のラインナップで、後期はグレーがラインナップにあったと記憶しています。
先日、友人にBianchiのスプリントディスクを勧めたのですが、購入後、「気持ちの悪い振動感があって全然走らない。」という話を聞きました。「最新のフレームでディスクブレーキ前提の設計なんだからタイヤとかホイールに原因があるんじゃないの?」」と軽くあしらったのですが、MAVICのチューブレスホイール+チューブレスタイヤを適正空気圧で使用しており、また身体に触れるパーツをカーボンパーツに交換して適正サイズに合わせているなど、”気持ちの悪い振動感があって全然走らない。”という訴えに対する解答が見つからない状態でした。
正直なところ、スプリントのフロントフォークの設計と使用しているカーボン(というか制震シート入って無いでしょ)に起因する問題であろうと検討をつけ、ハーシュネス除去の為のマスダンパー導入を提案しました。そのうち効いたか効かなかったかは確認することにしましょう。
日本には入荷されなかった為あまり知られていませんが、アルミモデルとブラスモデルの2種類があったようです。僕はアルミモデルしか見たことがありません。ebayとか見ても無さそうです。初期は赤/黒のラインナップで、後期はグレーがラインナップにあったと記憶しています。
WaybackMachineに当時のサイトが残っていました。
また、2006年モデルのクロスバイクやシクロクロスバイクのフロントフォークに埋め込まれていたこともあります。かなり効いたようですが、スペシャライズドのゼルツと同じくらいの時期に消えました。7.7FX(2006)、7.9FX(2007)、7.7FX(2007)にはついていますが、2008年には消えているようです。Bontrager Satellite Plus Bzzzkill, carbonという名前のフロントフォークに採用されていますね。
実測重量はカタログ値通りの30g(アルミモデルですね)
ということで、バズキルを買った。という話でした。
令和やぞ()
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