2012/05/15

Shimano FC-7900 Dura Ace Chainset

凄く…軽いです…(実測649g)

正直なところ、重量に関してはオマケでしか無い…そうやって言い切ってしまっても良いくらい素晴らしい変速性能と剛性を持っているクランクです。

何だかんだで、クランクに関してはフルクラムREDと来て、デュラエースと来て、主要なメーカーのフラッグシップモデルはほぼ全て使った…と言っても良いところまで来たと思っています。

クランクに関しては重量よりもPCDや剛性、Q-ファクターといったファクターが重要だと思っているのでこの79デュラのクランクは衝撃的でした。

楕円論の記事で79デュラのFDが素晴らしい…と書いた記憶がありますが、あのFDに対応するクランクはこういった方向性を持って設計されているのか…と驚きました。

・クランクアームの剛性

クランクアームの剛性は非常に高いです。全く駆動ロスを感じません。クリートを外す動きをしても全く歪みません。これはゴッサマークランクやシマノの下位グレードから乗り換えるとよく解りますが、REDクランクよりも確実に硬いと感じました。

・ギア板の変速ピンの配置の素晴らしさ

どこからFDを操作しても一発でインナーからアウターに上がります。低級グレードのクランクに付属してくるギア板だと、何回かガチャガチャ言ってから上がるような酷いパーツもありますが、一発で上がります。同様に、アウターからインナーに落とす際も軽快に移動します。変速性能の高さはやはりシマノが別格です。

・ギア板の剛性の高さ

試しに、止まった状態でインナーからアウターへシフトアップする方向へSTIを動かしてみました。通常なら、ギア板が撓むんですが、全く撓みません。ビクともしません。クランクスピンドル、クランクアーム、ギア板、この全ての剛性が高次元でバランスされているのでしょう。


カンパクランクが持つマイルドさはありませんが、このクランクも一つの"答え"なのでしょう。デュラエースを知ってしまうと、 REDクランクの中途半端さが目立ってしまいますね(-_-;)


ちなみに、実測重量の写真↓

2012 Boardman Bikes Road TEAMで使用

0 件のコメント:

コメントを投稿