2024/06/18

V-IzuとTS9/TE9の連続性についての考察

最近、本業の方がかなり忙しくブログを纏めるメンタルに無いのですが、面白い事に気がついた(そして誰も指摘していなかった)のでチラッと書いておきます。

世界選手権ではアルカンシエル、東京オリンピックでは銀メダルを取ったブリジストンのバイク、かっこよかったですね。この写真は選手専用設計のハンドル/クランクを使っていない撮影用ですが、強い選手がちょうど居て良かった…というのはあまりに捻くれたコメントでしょうか。


東京オリンピック関連で国はスポーツ事業に多少の補助金+企業も話題性の為に投資を行いました。その関係で色々な所が盛り上がりましたが、ブリジストンは東京オリンピックまで(しか真面目に自転車事業をやらない)という話も小耳に挟んでいたので、カーボンラボが今後どうなって行くかは大変気になっていたところ、V-IZUという謎の自転車が東レ・カーボンマジックから発売され、面白い事に気が付きました。


この写真はサイクルスポーツ誌で使われたもので、紙の雑誌にもウェブメディアにも登場した写真です。当時、BSのカーボンラボは以下の3名が中心となってプロジェクトを回していたと宣伝が成されています。写真とかから推測するにフレーム、クランク、ハンドルの3点を開発していたっぽいですね。知らんけど。

ブリヂストンサイクル レース機材設計課 濱田和優さん

クランク、ハンドルが写真に写り込んでいます。この2点の開発者なのでしょうか?やはり自宅は工房のようになっているのでしょうか?カーボン粉塵による健康被害に気をつけて欲しいところです。
大変興味深いことに、地質系の論文が彼の名前で引っかかってきます。これがこの方の論文だとすると、京都大学の大学院で他分野の研究をされていたというのはR&Dにおいて非常に重要な事なのかもしれませんね。人脈も大変広そうです。動画が見当たらないのですが、ブリジストンの就活系サイトにも動画で登場されていた記憶があります。


ブリヂストンサイクル レース機材設計課 中村隆志さん

フレームが写り込んでいる通り、フレーム設計者+フレームのカーボン積層担当のようですね。彼の名前で検索しても論文は特に引っかかってきません。

ブリヂストンサイクル レース機材設計課 早川利行さん

自動車業界でカーボンパーツを作っていた(実際の積層担当)のでしょうか。大ベテランが加わると積層のクオリティが向上しそうです。


で、最近聞かないカーボンラボですが、V-IZU特集サイトを見ていたところ中村隆志さんが関与されているようです。
日本でもDimitris Katsanisのように継続的にバイク開発に携わっている技術者が居るというのは大変大きな進歩かもしれません。

また、こちらは2022年のシクロワイアードの記事ですが、右端のシマノ開発スタッフの方はちょっと見覚えがあるような気もします。何となくですが、カーボンクランクやカーボンハンドルに造詣が深いオーラが見えますね。


様々なブログを読んでいて、ビニテモールディングカーボンハンドル補修を行っている方が居たり、カーボンフレームを作っている人も居るのね…と驚きがありました。日本のハイパーバイク開発も今後大変楽しみですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿