2016/02/20

POLAR V650 HR

割と初期の段階からGarmin Edge500ユーザーだったのですが、色々あってPOLARに乗り換えました。
V650、フラッグシップモデルです。Edge1000比だと半額以下。
(比較対象が違う気もしますが)

昔、自転車始めた頃はポラールのCS200というモデルが高級サイクルコンピューターの代名詞となっていましたが、その時は高嶺の花でした。(僕はエルゴブレインという謎サイコンを買いましたが…)

そっけないガーミンと違って、起動ムービーが流れたり謎機能満載です。


実際のトレーニング画面はガーミンと同じくフルカスタム可能です。画面の見やすさなどは正直好みだと思います。個人的にはカラー=日中見辛いイメージがあったのですが、思ってたよりは大分マシです。液晶に関してはGarmin1000系よりも好印象を受けました。同価格帯の520/510Jと比較すると、カラー液晶である事が一つの強みになっていますが、これに関しては素直に受け止めて良いと感じました。

フルカラー液晶で背景色が変わると酸欠の頭でも情報を素早く読み取ることができます。


実際に使ってみるとかなり大きなメリットとして体感出来ます。


感じたメリットデメリットを書き出してみるとこんな感じですね。


<Polar V650のほうが優れている点>
・GPSの読み込みが早い(体感的には1/10くらいの時間)
・画面が見やすい(大きいサイズ、フルカラー液晶)
・ゾーン表示が見やすいので、心拍数をベースにしたトレーニングがやりやすい。
・パソコンに取り込んだデータの閲覧が楽しい。(自動でムービーを作ってくれる謎機能がついています。)
・バッテリーの充電時間、ランニングタイムが長い。(自動調光機能がかなり優秀です。)
・フロントライトがビルドインされており、点滅させることで補助灯が不要になる。
・メーカー純正データ閲覧サイトの出来がよく、後から疑似的にラップを区切ってデータ分析ができる。
・自転車は4台登録可能。
・値段が多少安い。
・センサーがBluetoothなので混信がほとんど起きない。(実はGarminって結構混信が起きています。自分のセンサーが死んでいたりすると近くのセンサーの信号を拾うようになっていることがありました。)


<Garminのほうが優れていた点>
・ひたすらシンプル。
・ANT+対応なので、ほとんどのメーカーのパワーメーターと併用できる。
・GoldenCheetahなど外部のトレーニングソフトへデータの書き出しがリニア。ポラールはワンクッション必要


<優劣つけがたい点>
・PolarはAndroid系のUI(GarminはApple系のUIだと思います)
・Garminは物理ボタン、Polarはタッチパネル。
・PolarはBluetooth対応のセンサーが使用できる。GarminはANT+規格のセンサーを使用。



正直なところ、GarminのEdgeシリーズがマジョリティとなり、サイクルコンピューターを語る時はGarminかそれ以外か。となっているのが客観的な現状だと思います。ただ、Garminの製品は実利主義に基づいて作られており、製品の中に遊びゴコロやユーザー補助という概念が欠落しているのも事実かな?と。そういった意味で見ると、PolarのV650はファンライダーをターゲットにしながら、手頃な価格とスペックの高さを両立していて非常に面白い商品だと思います。ガンガンアップデートもかかっているので、どんどん高機能化していますしね。


電子機器に関してはマジョリティが正義であるのも事実ですが、他人と違うものが使って見たい人にはオススメです。

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