2013/03/07

ITM "The Bar"

「The Bar欲しいけど無いよね〜。」と言っていたらTwitterで「ここにあるよ〜」とw
次の瞬間にはポチってました(;^ω^)


フラグ回避というか、The Stemを使う気は全く無かったので「程度の良いthe Barが手に入ったらThe Stem使うわ」と友だちと話していたのですが、まさかこんなに程度の良い物が残っているとは…。
ロゴは多少黄ばんでいますが、ステムクランプ跡は殆ど無く、バーテープを巻いてあった形跡もありません。ほぼ新品と言っても良いでしょう。

皆さんが気になるであろう実測重量は204gでした。



204gです。

大事なことなのでもう一度言います。

204gです。


2004年前後に市販されていたハンドルです。

フルアルミです。

アルミです。

カーボンのヵの字も無いハンドルです。

(折れるって何処かで読んだ記憶もあるよ!wwww)

というわけで、ハンドルが手に入ってしまったのでthe Stemの取り付けが決定しました…


興奮して何時もの硬い文体では無いですが、何時も通りの記事はココから始まります。

ITM社倒産間近のトンデモパーツの数々については既に何本も記事を書いてきており、”ITM”というカテゴリに纏められています。今回はthe Barに的を絞って書いていきましょう。

元々、the Barのルーツはパンターニやガルゼッリが使用していたスーパーイタリアなどの軽量ハンドルにあると聞いています。当時のITMの資料は殆ど残っていないので、僕自身殆ど情報がありません。一つ言えることは、当時の軽量化路線の中でも突出して軽いハンドル(カタログ重量では199g)であったということです。以前紹介させて頂いたカンサイさんから教えて頂いたのですが、当時Dedaからも軽量ハンドルが出ており、そちらのほうが剛性があったそうです。重量もthe Barと大差無かったようです。当時の謳い文句は”超軽量”で”高剛性”なハンドルバーだと…。こ…高剛性?w


the Barはクランプ径25.8mm(ITMサイズ)でハンドル幅は外外420,440,460の3種類。リーチは100mm、ドロップは170mm。ITM曰くアナトミック形状だということです。旧ITMのアナトミックはリーチが112mm、ドロップが178mmだと記憶しているので、気持ちコンパクトになっていますね。the Barのほうが古いので、形が変わっていったと考えて良いのでしょう。
旧ITMのハンドルドロップとリーチはこちらに纏めていますが、比較的近いリーチと大きいドロップを持つ特徴的な形のハンドルとなっています。
カタログ重量は199gですが、実測重量は外外420mmのモデルであれば概ね205g前後に収まっているようで、一般的な自転車パーツの重量詐欺から考えると非常に優秀な値だと言えるでしょう。ノーマルクランプのミレニアムが実測230g弱だということを考えると相当攻めた作りになっていると思います。オーバーサイズのミレニアムは実測250g弱なので、今現在使用しているハンドルと比較すると40gほど軽くなっている計算になります。

というわけで、現在考えている別のカスタムの目処が付き次第、CentoStradeのハンドルとステムを交換してみようと思っています。ハンドル周りだけで100g弱の軽量化になるはずです。既にサドルがアスピデスーパーレジェーラなのでバイクの上部がどんどん軽くなっていっており、パーツ構成的にはヒルクライムマシーンになってきています…。車重自体は7.6kgくらいなんですけどねぇ…。

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