2013/08/29

Bianchi Componenti Carbon Crank × PMP Titanium Bottom Bracket

こんなクランクを買いまして。
これがドタバタコメディの始まりでした()

今まではフルクラムのクランクを使っていたわけですが、某オークションに出品されており、欲望に勝てず入れ替えました。フルクラムのクランクは後輩にドナドナされていきましたw。

このクランク、僕が確認している範囲では2002年〜2004年の完成車にアッセンブルされていたようです。Bianchiの日本カタログを見る限りでは、2002年のXL BORON RECORD MIX、2003年のEV3、2004年のXL CARBON CHORUSの完成車に付属しています。

海外フォーラムでは”The cranks were originally sold on the XL Carbon frameset range, now known as the 928 Carbon range.”と書いてあるのですが、僕の調べた所では2002年にも確認出来、2003年のXL CARBONには付属していないようです。が、この辺りビアンキは結構適当なのでよく解りませんね(苦笑)

とりあえずこのクランクですが、FSAのカーボンクランクをベースにしているようで、PCDは130、BBはスクエアテーパーです。海外フォーラムでは"Bianchi by FSA Carbon Crankset 130mm BCD Square Taper BB interface.”とありますね。

[2013/10/23追記]
2004年のサイクルパーツオールカタログを見たところ、このクランクはFSAのカーボンプロというモデルのようです。形状が全く同じなので多分正解でしょう。


BBは90年代後半にツール・ド・フランスで使用されていたPMPのチタンBBです。流石スクエアテーパー。鬼のように回りました。海外フォーラムでは"PMP Titanium Bottom Bracket 68x104mm, BSA/ENG Thread"と書かれていますね。

それでは貴重な?クランクの写真を見ていってもらいましょう。

左アーム


この構造、強引過ぎるでしょ><

右クランク(チェーンリングにBianchiロゴがレーザーエッチングで入っています

ほぼ使用感無し。勿体無くて使えません。

そして、これが今回のドタバタコメディの原因となったBB

見て解る通り、特殊工具が必要ですw(手元に届くまで知らなかった)

ベアリングはスイス製だそうですが…。そのうちセラミックに打ち替えます。

深夜ノリで組んでたらオーバートルクでBBのベアリング壊したから打ち替えなあかん…とかいう内緒話もありますが、とりあえず、凄く回るBBです。クランクの剛性?そんなの良いんです。剛性が欲しいから入れたわけでは無いので…。


こんな感じで専用工具を用いてえっちらおっちら入れて行きます。

PMPのチタンBBですが、それぞれのワンにLとRの表記がありますが、それぞれが左ワン/右ワンを表しているわけではありません。右回しで入る方がR、左回しで入る方がLという意味だそうです。つまり、Lと書かれたのが右ワンで、Rと書かれたのが左ワンです。

Lと書かれたのが右ワンで、Rと書かれたのが左ワンです。

大事なことなので二回(ry

うん。流石イタリアンクオリティですね()

ちなみに、2005年と2006年に採用されていたBianchi ComponentiのクランクはISISのBianchi by FSA Carbon Crankset(130mm PCD)とFSA Platinum Titanium Bottom Bracket(68x102mm, BSA/ENG)というBBの組み合わせだったようです。


Bianchiは何時からか知りませんが、イタリアン規格からBSA/ENG規格にBB規格を変更しているようです。これはイタリアンBBがペダリングによって緩む可能性があるから…というのが理由だそうです。

自転車を始めた時から憧れていたクランクが、こんな綺麗な状態で手に入るとは思ってもいませんでした。

剛性感とか、重量とかそういうのはどうでも良いんです。この見た目だけで全てぶっ飛びます。

特殊工具を取り寄せてくれたリツオさんと組み付けのアドバイスをくれたカンサイさんに感謝!助かりました!


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