ディレーラーマニア”もつなべ”氏からの寄稿です。
シマニョーロといってもいろいろなシマニョーロがあります。
とりあえず今回はエルゴレバーが使いたいというときのシマニョーロの紹介
よく見るのが
① 10sエルゴパワー×シマノRD+シフトメイト×10sシマノスプロケ
② 10sエルゴパワー+イコールプーリー×シマノRD×10sシマノスプロケ
③ 10sエルゴパワー×シマノRD×9sシマノスプロケ (大回しが必要なときもあるそうな
でしょうかね?
上記で紹介したものすべてに共通してるのがシマノのRDを使うというところですね。
ほかにもエルゴとカンパRDを使ってスプロケはシマノを使うというシマニョーロもあります。
④ 10sエルゴパワー×カンパRD+シマノガイドプーリー×シマノ10sスプロケ
⑤ 10速エルゴ×カンパRD×10sシマノスプロケ+シマノ9速スペーサー
というのですね。
僕は最初に紹介した①②③のシマニョーロはしたことがないのですが、④と⑤をやりまして、現在は④の方法で動かしてます。
④の方法はカンパRDのガイドプーリーとテンションプーリーをシマノのガイドプーリーとテンションプーリーに変えてあとはいつも通りの方法で調整するだけです。
この方法には難点がそれなりにありまして、僕はノバテックのホイール(スプリント)とシマノのホイール(RS80-C50)でやったのですが、ノバテックのホイールにインデックスをあわせるとシマノのホイールに付け替えた時には全くシンクロしませんので、調整の必要がありますのでどんなホイールにもポーンと付け替えてすぐに走りだすわけにはいきません。
⑤の方法は現物合わせです。
某巨大掲示板によると
|10|10|10|9|9|9|10|10|10|
シンクロするとのことですが、ノバテックスプリントでは
|10|10|10|10|10|9|9|10|10|
これでシンクロしました。
たぶんシマノフリーといってもメーカーによって若干寸法が違うのでしょう。なのでこれ以外の組み合わせでシンクロするホイールもあるかもしれません。あと、9速スペーサーは10速スペーサーに比べ分厚いのでトーケンのアルミ製のロックリング等のシマノよりもネジの長いロックリングにしたほうがいいと思われます。
ちなみに、エルゴ×カンパRD×シマノスプロケの組み合わせのときはロー側の動き幅はギリギリですので、ローに入らないホイールもあるかもしれません。
④と⑤の方法ですが、十数回に一度はシフトアップしなかったりダウンしなかったすることがありますので、シビアなレースには向きませんね。
ポタリングくらいがちょうどいいです。
そんな感じのシマニョーロ
メーカー非推奨の組み合わせですので、動かなかったり壊れたりする可能性もありますでオススメはしません。あくまでも自己責任でお願いします。
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