2014/03/02

Colossi VELOX

友人のバイクが凄くお洒落だったので紹介させて貰うことに。
カラーチョイスやパーツ構成などが非常に参考になります。


恥ずかしながら、このバイクを見た時、僕はコロッシというメーカーについては全く予備知識が無く、今もそこまでの知識があるわけでは無いので語ることが出来ません。

このバイクはオランダのコロッシという工房?メーカー?のバイクのプロトタイプだそうです。このカラーはこれ一本しか無いそうで、非常に珍しいメーカーの非常に珍しいフレームだとか。いやはや凄いですね。

というわけで、このバイクは凄く珍しいバイクだそうですが、非常に面白いアッセンブルをされています。

まず目を引くのはこのトップキャップです。
が、スペーサーが非常に興味深い組み方になっています。
カーボンのスペーサーをカラーアルマイトされたスペーサーで挟むだけなんですが、ここまで高級感が出るとは…。

次はボトルケージが目に止まります。
カーボンボトルケージやプラスチック製のボトルケージが定番になってきていますが、アランデルのステンを持ってくるのは非常にシャレオツです。実際にはパリ・ルーベで使用されているレース機材ですが、パッと見レース機材には見えません。こういったモディファイはある種の冒険だと思うんですが、非常に面白いですね。

そこからクランクを見て絶句しました。
こういう組み合わせで来るとは…

イーストンのクランクにプラクシスワークスのチェーンリング
アルテグラのFDにKMCのピンクチェーン

頭オカシイです(褒め言葉

デュラでは無く、アルテのFDを使っているのにはちゃんとした理由があるのだとか。

反対から見るとチェーンリングピンの色が変わってますね。はい。
いやこれかっこ良すぎでしょ…

ホントに頭オカシイです(2度目


と、ピンクのチェーンを辿っていくと、

RDは意外と普通でした。
プーリーをKCNCに変える為に加工してあるのを普通と言うか否かなわけですが()

ブレーキはTRP。
TRPはTektroRacingProducts(テクトロレーシングプロダクツ)という名前の通り、テクトロの製品ですが高性能ですね。軽量でよく効くブレーキです。

ワイヤーの受け部分を全てKCNCの金属製の物に変更してあります。この改造は賛否両論ありますが、最も摩擦抵抗が大きくなる(と予想される)ワイヤーの出口入り口部分の摩擦抵抗が少なくなるのか非常に好感触です。遊びが少なくなってダイレクト感が増します。

更に、ワイヤーが全てカラーワイヤーなだけでなく、クロス組されていました。個人的には自転車のフォルムが崩れるのであまり好きでは無いのですが、フレームサイズが小さい場合には有効な組み方だと思います。Disるわけでは無いですが、ヘッドチューブ周りはスッキリするのですが、ダウンチューブの下で交差するのが個人的には許せないポイントです。

プロロゴのサドルもオランダカラーになっていますね。
定番チューンです。

ワイヤーが水色とオレンジ色で組まれていて、それがオランダカラーになっているなど、細部まで拘ってアッセンブルされたバイクです。一切の手抜きが無いバイクは見ていて非常に気持ち良いですね。

Thanks ゆっきー

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