極上の被り心地を求めて。
(ちょっと重いんですけどね…)
以前にもチョロっと書いたのですが、僕は被りの深いヘルメットが好きです。後頭部まで回りこんでくれる構造のものが長時間被っていてもズレず、精神的な安心感にも繋がります。2012年の落車でヒビの入ったシンテースを(ヒビの入った部分をカッターで取り除き)騙し騙し使っていたのですが(良い子は真似しないように!)、3年経つのもあり買い換えました。
METのシンテースは涼しさと軽さを評価して使っていました。空気がしっかりと入ってきて、髪の毛に当たるのが感じられるほどでした。重量も非常に軽く、首への負担も少なく気に入っていました。
が、その半面、フィット感や調整幅には不満が残りました。シンテースの公表サイズは54cm~57cm(Mサイズ)です。髪の毛を切ると最小にしても少々大きかったり(髪の毛が伸びてくるとちょうど良いサイズです)、後頭部のサポートが弱い(頼りない)のは気分的によろしくありませんでした。
そういった問題点を考えた上で候補に上がったのがKASKのヴェルディゴです。
ヴェルディゴはMサイズが48cm〜58cmと下の調整幅が他社のヘルメットに比べて大きく、被りの深さもUPDOWNテクノロジーによって調整可能です。パッドもシンテースのようなジェルパッドを全ての部分に使用するのでは無く、スポンジパッドをメインとしつつ、ジェルパッドは後頭部のみに配置されています。ジェルパッドは涼しくズレにくい反面、その形状が大きく変わらない為フィットさせるのが非常に難しい(頭の形がヘルメットの形に合っていないと無理)のが難点です。同時に、ジェルパッドは時間が経つにつれ黄色く変色してくる為気持ち悪く感じます。よって、KASKの使い方は◎です。
ストラップも最高です。革製のあご紐は快適ですし、拘りも感じられます。サイズの調整も後ろのダイアルで行うことが出来るのも評価ポイントです(ダイアル式は楽)。
現時点で、これ以上に快適なヘルメットは知りません。と断言出来るほど満足しています。
オークリーのサングラスとの相性が悪いという話があり、事実、最初はそのように感じましたが、僕は上手くフィットする場所があったので問題無しだと感じました。
本音を言えば黒色では無く、下のユニオンジャックカラーが欲しかったのですが、入手出来ず断念しました。
藤原ジャージと合わせると黒色のほうが収まりが良いので黒を探していたんですが、イギリス贔屓なので一瞬揺れました(苦笑)
あと、このヘルメットは形がカッコイイと言われますね。個人的にも非常に満足しています。
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