当時課題に挙げていた広角ポートレート用に購入
本当に広角写真は難しいです。
しかし、僕は広角写真は足し算だと思うのです。中望遠以上のレンズで考えるべきプラスのマイナスでは無く、マイナスのプラスとプラスのプラスだと思っています。
引き算はある程度誰にでも出来ますが、足し算は本当に難しい。環境要因の変数が数多く存在する中で瞬間的に最適な解答を探す必要があります。
また、広角レンズは独特の歪みがありますから、ポートレートを撮る時は必ず被写体を真ん中に持ってくる構図しか画になりません。歪みを利用して面白い写真を撮ることも可能ですが、ネタ写真になってしまう気もします。
とはいえこのレンズ、最短撮影距離が20cmしかありません。それでいてフルサイズ25mmの画角、つまり何でも写ります。レンズ付きフィルムの感覚でツアイス基準の写真が量産出来ます。これが最も面白い特性なのでしょう。
集合写真撮影も出来ます。テーブルフォトも撮れます。ポートレートも撮れます。仕事でショーのバックステージを撮るシチュエーションやブラックタイでのパーティに参加した時など、携帯では撮れない暗さの中で大変重宝しました。
Adobeのレンズ補正とアップライト補正が充実している今、スマホ感覚で撮れる便利なレンズとも言えるでしょう。
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