自転車業界では毎年新しい特殊規格が導入されているが、残る規格もあれば、消えていく規格もあります。
今回は、そんな特殊な規格で自分が困った話を紹介しましょう。
自分が高校時代から細々と作り続けているページでは既に紹介していますが、僕の乗っている2005年モデルのBianchi 1885は一般的では無い径のシートポストを使用しています。
通常のシートポスト径は27.2mmか31.6mm。しかし、2005年モデルの1885のシートポスト径は31.4mm…。
何故こんな中途半端な規格を採用したの全く解りませんwwww
僕の記憶が正しければ、2004年のSL3は31.6mmのシートポストを採用していたはずです。さらに、2008年からは、又31.6mmに戻っている。つまり、2005年〜2007年の3年だけ変な規格が採用されていたわけだw。
本当に解らないのだが、色々な人に聞いてみた所、いくつか興味深い話が聞けた為、紹介しておこうと思う。
この自転車を買ったBIKES KUROSAWAの店長さん曰く、「作ったら31.4mmになっちゃった。パーツメーカーの人達よろしく~。」ってノリで31.4mmに…なったとか。
2010年のシマノ鈴鹿で話したサイクルヨーロッパの人には、「この2005年モデルまでは1885クラスもイタリアで溶接/塗装を行っていた。リアエンドの溶接がイタリアモデル特有で非常に強引。この後の台湾モデルではシートポスト経は通常の31.6mmに戻っている。なぜこの数年だけ31.4mmなのかはわからない。」と。
正直な所、正確な話は全く解らないです。
とりあえず、解っているのは、イタリア国内で数年間だけBianchiだけが採用した変な規格で、FSA,セルコフ,ITMのみが適合するシートポストを生産していたということ。一応、MTBで採用していたメーカーもあるようですが、よく解りません。
Bianchiにメールでもしてみましょうかねw
<追記>
Twitterでディレーラーマニアのもつなべさんからリプライを頂いたのですが、元々シートポストは25mm~31.8mmまでの0.2mm刻みで作るものらしい。つまり、数は少ないけど、きちんとした規格みたい。この辺りの規格はZENSHOJIさんとかが詳しそう…。一応、自分でも後日調べてみる予定です><
その後、USEからも31.4mmのシートポストが発売されているのを見つけました。
<2013/09/16追記>
カンサイさんに「GTのMTBも31.4のシートポストじゃなかったっけ?」と言われました。どうやら、地味によく使われている規格のようです。
ちなみにレイノルズ953とか一部のMTBでは27.5ってサイズも使っているみたいだよ
返信削除しかも25.2より豊富・・・(WRcompositiでも受注生産ながら受け付けてるらしい)
シートポストの闇は深い・・・
参考URL:http://blogs.yahoo.co.jp/emmeakkamh/39208708.html
コメントありがとう。
削除シートポストの闇、深すぎでしょ…。
困った時のWRか…。何か妙に納得出来るw