2012/01/17

特殊規格(追記あり)


自転車業界では毎年新しい特殊規格が導入されているが、残る規格もあれば、消えていく規格もあります。
今回は、そんな特殊な規格で自分が困った話を紹介しましょう。


自分が高校時代から細々と作り続けているページでは既に紹介していますが、僕の乗っている2005年モデルのBianchi 1885は一般的では無い径のシートポストを使用しています。

通常のシートポスト径は27.2mmか31.6mm。しかし、2005年モデルの1885のシートポスト径は31.4mm…。

何故こんな中途半端な規格を採用したの全く解りませんwwww

僕の記憶が正しければ、2004年のSL3は31.6mmのシートポストを採用していたはずです。さらに、2008年からは、又31.6mmに戻っている。つまり、2005年〜2007年の3年だけ変な規格が採用されていたわけだw。

本当に解らないのだが、色々な人に聞いてみた所、いくつか興味深い話が聞けた為、紹介しておこうと思う。

この自転車を買ったBIKES KUROSAWAの店長さん曰く、「作ったら31.4mmになっちゃった。パーツメーカーの人達よろしく~。」ってノリで31.4mmに…なったとか。

2010年のシマノ鈴鹿で話したサイクルヨーロッパの人には、「この2005年モデルまでは1885クラスもイタリアで溶接/塗装を行っていた。リアエンドの溶接がイタリアモデル特有で非常に強引。この後の台湾モデルではシートポスト経は通常の31.6mmに戻っている。なぜこの数年だけ31.4mmなのかはわからない。」と。

正直な所、正確な話は全く解らないです。

とりあえず、解っているのは、イタリア国内で数年間だけBianchiだけが採用した変な規格で、FSA,セルコフ,ITMのみが適合するシートポストを生産していたということ。一応、MTBで採用していたメーカーもあるようですが、よく解りません。

Bianchiにメールでもしてみましょうかねw

<追記>
Twitterでディレーラーマニアのもつなべさんからリプライを頂いたのですが、元々シートポストは25mm~31.8mmまでの0.2mm刻みで作るものらしい。つまり、数は少ないけど、きちんとした規格みたい。この辺りの規格はZENSHOJIさんとかが詳しそう…。一応、自分でも後日調べてみる予定です><

その後、USEからも31.4mmのシートポストが発売されているのを見つけました。

<2013/09/16追記>
カンサイさんに「GTのMTBも31.4のシートポストじゃなかったっけ?」と言われました。どうやら、地味によく使われている規格のようです。

2 件のコメント:

  1. ちなみにレイノルズ953とか一部のMTBでは27.5ってサイズも使っているみたいだよ
    しかも25.2より豊富・・・(WRcompositiでも受注生産ながら受け付けてるらしい)
    シートポストの闇は深い・・・

    参考URL:http://blogs.yahoo.co.jp/emmeakkamh/39208708.html

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    1. コメントありがとう。
      シートポストの闇、深すぎでしょ…。
      困った時のWRか…。何か妙に納得出来るw

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