Shimano WH-R500

シマノのハイエンドホイール(笑)として名高いR500。その性能を体感してみたくて、RS10と物々交換の末手に入れました。


正直、アホだと思います。自分の購入した完成車に付属したRS10と後輩の購入した完成車に付属したR500を交換してもらうとかマジでアホかとw。
でも、自転車のパーツ、特にホイールは使ってみないと解らない。R500を使う事で色々な事が解り、経験値が上がった為、結果的には良かったと考えている。

RS10とR500を比較した時、一番大きな差はスポークだろうか。RS10はブレードスポーク、R500はプレーンスポークを使っている。R500はRS10と比べると、40km/h以上のスピード域で加速性能、巡行性能ともに明らかに落ちる。パワーメーターを用いた実験では無いこと、リムやハブが同じでは無いことから、単純に結論付ける事は難しいかもしれないが、スポークの形状による空力特性の違いは意外と大きいのでは無いか…と考える。
シマノオリジナルのブレードスポークは正直、ぬる～いブレードだ。SAPIMのCx-RayやDTのAeroLiteだともっと空気抵抗が少ないわけで…スポークのみを変えて実験したら面白そうだ。

と、思っていたのだが、違うんじゃないか…とカステに指摘されました。

実は自分の使っているR500は一度派手に事故った時に、思いっきり振れてしまっている。リムは大丈夫だったので一度バラして組み直してそのまま使っているのだが、組み直したら全く振れが無くなってしまった為、「リムが超柔いんじゃないか…」というわけだ。ちなみに、ホイールが変形したからかフレームは全く無傷だった。

あと、R500は機材の性能に敏感な人も鈍感な人も、皆口を揃えて「40km/h以上の速度域でパフォーマンスが落ちる」と言うそうで、この数字が一致しているのも非常に興味深い話だ。

最終的に、ハブはそこまで悪くは無い。スポークも普通の2mmプレーン。スポークパターンは安心のラジアル、ラジアルクロス。消去法で行くと、リムが致命的にダメなのではないか？という結論になるようだw。

R500もRS10もリムはアラヤ製だという話だが、違うのだろうか？非常に気になる所だ。

最終的に、今はこんな状態になってしまっています。

Shimano WH-R500-PP88-CLという長すぎる名前ｗ不評なので、COSMIC PPになりました。

あと、3月頭を目処にピースの販売が出来れば…と思っています。R550をベースに16H用とR500ベースに20H用を作る方向で相談しています。続報に期待していてくださいｗ

→続報：販売開始しています。