見てきました!触ってきました!
伝説的な旧カンパグリス!!!!カステブログで紹介されていますが、触らせてもらってきました!
Kinoさんのブログでもこの一連の流れが紹介されていますね!
さて、ケミカルヲタ度ではカステに負けていないと自負していますが、僕はカステとは評価基準が違ったりします。
グリスに関しては僕は両極端なモノが好きです。硬くて防水性のあるグリスと柔らかくてヌルヌル回るグリスが好きです。
更に、僕はテフロン系のグリスの信者です。リチウム系やウレア系はあまり好きではありませんw。モリブデン系はバイク時代から愛用していますが、自転車にはやっぱテフロンだろ!とw。
注:全てのグリスにメリットデメリットがあります。本来なら使い分けるべきですw。
で、先日記事にしたモーガンブルーのオリジナルカンパグリースですが、個人的にはLB-100のほうが上だと感じています。基本的には比較する事でしか優越は決められませんね。ハブに使った感じではLB-100のほうが回転が滑らかです。モーガンブルーのグリスは、単体で見れば非常に良いグリスではあるのですが、もっと高価なものと比較するとやはり落ちるわけです。上には上がある世界ですから、LB-100よりも良いグリスは当然存在するはずです。
特に、ケミカルに関しては材料費に対するブランド料が高いので何とも言えないのですが、どこのブランドに関しても自社でケミカルを作っている所は非常に少ないはずです。自転車用として有名な殆どのブランドが外注しているはずです。この辺りは複雑なのと、僕もあまり詳しくないので何とも言えないですが、僕がマイナーなブランドのケミカルを好んで使用するのはこの辺りに理由があります。
話が大幅に脱線してしまいましたが、Kinoさんからカステに送られたカンパグリス、カステの好意によりちょっと触る事が出来ました。ハブに入れたわけでは無いのであくまでも触った感じですが、「あれ?こんなもんなの?」というのが率直な感想でした。
指で触ると、油粘土のようです。匂いも同じ感じ。ピーナッツバターの匂いは…しませんでしたw。Kinoさんのブログにあるように、ハブに入れると匂いがするそうで、かき混ぜられると特性が変わるグリスなのかな?と思いましたが、その辺りはどうなんでしょうか?w。海外でも匂いに関しては言及されているので、多分使うと臭うパターンでしょう。こうなると、ますますウレア系のラジコン用のデフルブ(BAZOOKA田代さんオススメ)と似ているようなw。
植物性という話も個人的には非常に怪しく感じています。Kinoさんが書かれているように、公式見解では無いため事実かどうか怪しいのもあり、何とも言えないですwww。
ただ、僕が大学の授業で得た程度の知識を流用すると、これは多分植物油じゃないんじゃないか?と。植物系の油脂は急速に酸化してしまうのがデメリットで、エステル化するなどの方法があるのですが、現実問題的に自転車用として見るとメリットは非常に少ないはずです。ホイールを使うたびに入れ替えるくらいの気合いがあるならメリットはあるのですが、使用開始直後から凄い勢いで酸化がはじまり性能が劣化していくため、今ではレース用の2stエンジンの潤滑目的でしか使われていないはずです。
正直なところ、このグリスに関しては「解らない」としか書けません。Kinoさんが仰っている通り、現時点で市販されているグリスのほうが性能は高いはずです。しかし、この旧カンパグリスを未だ信仰する人達も居るわけで、やはりケミカルに関しては宗教だなぁ…と。
え?僕?僕はグリスはナマモノだと思っているので、最新の最良(高価)なものが良いと思っています(;´∀`)
一応、海外フォーラムなども検索してみたのですが有力な情報は見つからず。リチウムグリス?という記述も数件あるんですが、これってリチウム系なのか?現行のカンパグリスがリチウム系だという情報もwwww。もう⊂( ・∀・)ワケ ( ・∀・)つワカ ⊂( ・∀・)つラン♪
海外でも恐ろしいほどの高値で取引されているので、もっと記述があっても良いんですけどねぇ…。
参考文献
http://tklog.net/archives/500
http://www.bikepro.com/products/lubricants/campy.shtml
http://biketester.com/campagnolo-special-grease/#more-435
ちなみに、旧カンパグリスくらいならやましげにある。
返信削除使った?というか、それって売り物…じゃないよね?w
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