2012/02/12

トリフロー グリス

防水性が必要な所にはコレ。

ヘッドセットやBBの組み付けにトリフローグリス以外のグリスを使う事は考えられない。


とまで言うと言い過ぎかもしれないけど、本当に良いグリスだと思います。

以前紹介したトリフローのスプレーもお気に入りだが、このグリスも用途限定でお気に入り。

メリット/デメリットを書きだしてみると

メリット
・耐水性
・耐久性(劣化の少なさ)
・耐圧性

デメリット
・粘度の高さ

先に言っておきますが、このグリスはハブに使わないほうが良いと思います。異様に硬いグリスなので、ハブに使うと明らかに回転が悪くなります。実際に走行すると問題は無いのだが、精神的にちょっとキツイです。ハブなどの回転部分には後日アップされる別のグリスのほうが適していると思われます。

しかし、このグリスの耐水性は目を見張るモノがあります。以前、このグリスとデュラグリスの比較の為、BBの組み付けの際に左右でグリスを変えて実験したところ、デュラグリスが通算3日ほどの雨で流れてしまったのに対し、このグリスは全く流れませんでした。僕はグリスは多めに盛る癖があるのですが、盛った形のまま3ヶ月経ってしまったのは驚きでした。3ヶ月後に触ってみたところ、グリスとしての性能を普通に維持していました。最強のウォータープルーフグリスだと思っています。

ヘッドセットの組み付けに使用した所、1年経ってもベアリング部分に錆は見られませんでした。基本的に自転車は屋根のある所に保管していますが、大学や出先ではやむをえず雨ざらしになることもあるので、これは地味に凄い事だと思っています。長期間にわたって固着を防ぐため、ペダルの組み付けやネジにも使えます。いくらPTFE配合だろうと、チタンシャフトには使用出来ないのは注意しておいて欲しいです。

同等の防水性を持ったグリスは他にも存在するが、このグリスはPTFEが配合されており、長期間耐水性が維持される事に加え、潤滑性能も維持されます。特性を理解して使ってやれば、非常に心強い味方になるでしょう。

あと、スプレーとは違い樹脂を犯さない為、何にでも使用可能。口に入れても大丈夫らしい…。




4 件のコメント:

  1. チタンに使えないってのは、アンチシーズコンパウンドやチタンプレップを使えって意味合いですか?

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    1. そうです。そういう意味で書いています。

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  2. カーボンに使っても大丈夫ですかね??

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