2012/02/16
【正直】Bianchi TTバイク痛チャリ化計画第一弾(感想編)【疲れました】
色々と考える事が多かった今回の作業。感じた事を纏めてみました。
・高いのには理由がある。
例えば、Campagnoloのギブリ。40万くらいしますね。MAVICのコスミックカーボンなら10万以上。僕はこういったホイールは高すぎると思っていました。素人レベルの工作で再現出来る製品が何故ウン十万もするのか不思議でたまりませんでした。
今回、一人で作業したと考えると合計作業時間は10時間以上になります。かなり手馴れた友人と、こういった作業が非常に得意な僕がやってこれだけの時間がかかっているのです。普通だったら15時間くらい?いや、20時間くらいかかるかもしれません。機械で作るなら、その機械の値段が…。更に材料費もカーボンなどの高価な素材を使えば跳ね上がります。
特にコスミックカーボンの値段は「妥当」だと感じました。リム代、スポーク代、工賃、小売店の利益を考えると妥当かな…と。(え?ハブ?あんなんゴミです。タダです。オマケです。というか、コスカボってリムを買うんじゃないんですか?あのリムをデュラハブで組み直してこそ…変態ですよ?)
ギブリも販売本数を考えると妥当ですね。ディスクホイールはコスカボのようにポコポコとは売れないですから、仕方が無いかと…。
・やっぱリムは軽いほうが良い。
個人的にはリムの重量は空力と剛性を両立させる場合、カーボンなら350g前後、アルミなら500g前後がベストだとは思っていますが、やはりリムは軽いに超した事は無い…と。先日試乗したSUPERENVEのディスクホイール並みの剛性感と異常な加速感、ヒラヒラ感は最高でした。MAVICのリムは重いほうが良いという理論が正しければ、僕のホイールのほうが上のハズですが明らかに負けてますw。
・空力は大事。
ホイールで大事なのはやっぱ空力だな…と。最低限の剛性があれば空力勝負です。リムハイトは高ければ高いほうが、スポークは扁平であるほど空力的には優位です。多少の重量差なら空力によってひっくり返されるかなぁ…と思っています。もっと具体的に言えば、リムが50gくらい重くなっても空力が良いホイールのほうが速い。と思っています。しかし、これはあくまでもトップスピード近くの領域での話であり、45km/hくらいまでなら軽量なホイールのほうがメリットは大きいと思っています。つまり、アマチュアなら軽量ホイールのほうがメリットをより享受出来るかな…と。実業団とはいえ45km/h以上のアベレージで走る事は少ないですから、やっぱ軽量ホイール…かな?特に集団内では空力は殆ど問題になりませんから、軽量ホイールが最強でしょう。
個人的には、加速が重くても最高速までヌルヌル加速するホイールが好きなのと、あまり集団走行をしないので、空力の良いホイール推しですw。この辺りは好みかもしれません。
この他にも色々と気がついた事はあるのですが、今回はこのくらいで。
今後、ポツポツと関連記事をアップする予定。お楽しみは引き伸ばさないとねっ♡
一番最初の記事に追記したように、もしかしたら一番面倒なピースの切り出し済みのパーツを提供出来るかもしれません。詳細が分かり次第又アップします。
【追記】
既にお知らせしていますが、切り出し済みのピースの販売を始めました。詳しくはこちらのページで。
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