イタリアBianchiの最後の血脈とでも言えるでしょうか。
Bianchiの代名詞とも言える軽量のアルミバイクは実際にイタリアの工場で溶接から塗装まで全て行われていたようです。
MEGA PRO
↓
EV系(EV,EV2,EV3,EV4)
↓
FlecciaCeleste(EV3+ハイドロフォーミング)
↓
FG Lite(新規設計)
と流れたアルミ軽量モデル。
MEGA PRO時代はよく解らないのであまり書けませんが、多分このクラブの人なら詳しいんじゃないかな?と思っています。
一応、パンターニのBianchiはコレ
ウルリッヒのBianchiについて書いた過去記事はこちら
FG-Liteのジオメトリーを相談するディルーカさんの記事はコレ
ガルゼッリさんのFGプロトタイプはコレ
今調べて記事にする時間が無いので、気になる人は自分で調べてみてください。
自分がリアルタイムに知っているのはEV3とEV4からなので、その辺りの話を。
・EV4
Bianchiのメガチュービングの集大成となった超軽量アルミフレーム。2002年から製造されていたハズ。フレーム重量は1000g前後。チューブはデダチャイのトリプルバテッド。
・EV3
EV4の乗り心地改善の為、リアをカーボンバックにしたもの。ウルリッヒVerの限定車はフルアルミのEV3になっているが、市販は全部カーボンバックだったような…。
・FlecciaCeleste
2タイプ存在し、EV3そのままのモデルと、ハイドロフォーミングされたものとありました。
・FG Lite
正直な所、EV3との違いが解らないw。形も一緒に見えるし…。
でも、最後の「イタリアで生産されたレースグレードのアルミフレーム」である。
こんな感じで2009年前後にBianchiは自社工場でのフレーム生産をストップしています。OPALEというモデルは未だイタリアで生産しているという噂もありますが、どうなのか解りません。
イタリア生産のBianchiだけがBianchiではない…とは思いますが、やはりイタリアで作られたBianchiはファンにとっては格別です。持っている人は大事にしてあげて欲しいと思っています。
ちなみに、イタリア生産モデルは色々と難有りだったりしますw。例えば、僕の1885はトップチューブのデカールと塗装のセンターがズレています。イタリアンクオリティ()ですが、そんなフレームが殆どだとか。
今回の記事を書こうと思ったキッカケはこの記事を読んだからです。興味があれば是非目を通してみてください。
・ITALIAN CYCLING JOURNAL
Origin(s) of Bianchi Celeste, and more
Origin(s) of Bianchi Celeste, and more, Part II
・rorymasini
Bianchi's Celeste...
こんな所でBianchiの話は終わろうかと。
もっとダークな所が知りたければ、このページも面白いかもしれません。
英語だとココとかも面白いですね。
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