Bianchi×イタリア時代のFSA
最後のコラボレーションモデルです。
詳細はわからないのですが、2002年のUKカタログにパーツとして掲載されており、2005年のL'UNAのショーモデル及び限定モデルでホワイトカーボンのモデルが採用されているので、2000年代前半に生産されていたシートポストです。製造はイタリア時代のFSA、何故か25.0mmのシートポストを27.2mmシムで調整して使うようになっています。細いパイプのほうがしなりが多い為、当時どんどん固くなっていたアルミフレームの快適性を確保するために25.0mmにしたのでは無いでしょうか。また、細いパイプのほうが軽く強くなるというのも1つの理由だと思います。
この時代のITM(セルコフによるOEM)は重すぎて、BianchiがFSAに泣きついたような雰囲気もありますね。
ちなみに、この25.0mm→27.2mmシムは僕が知る限り最も精度の高いシートポストシムの1つであり、昨今の安いシムとは全く造りが違います。
僕の持っているEV3に最初から付属してきたシートポストは270mmのモデルでした。
270mm 実測重量 195g(シム重量 21g)/カタログ重量 180g
以前からL'UNAの限定モデルに付属していたホワイトカーボン版のシートポストを探していたのですが、今回偶々手に入ったので計測してみました。確か数十台しか生産されていないはずなので、このシートポストは本当に貴重な1本です。通常販売されたL'UNAは色々とコストカットされています。
300mm 実測重量 215g(シム重量 19g)/カタログ重量 190g
この辺りの刻印は黒も白も一緒ですね。
EV3に付属してきた黒いモデルにはQCステッカーも残っていました。
アメリカのコレクターから日本のコレクターにどんぶらこっこしてきました。
こういうの嬉しいですよね。
ということで、L'UNAのショーモデルと限定車のパーツが集まった。というお話でした
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