<過去ブログからの転載>今年度はどうなっているのか?徹底分析…
現時点での今年度の主な変更点は
・フレーム販売が無い
・MTBはレパルトコルセモデルを一切輸入しない
・シティモデルの大幅増量+改定
となった。奇しくも、小売価格が決定されてからのアメリカバブル崩壊で外貨の値段が軒並み落ちたため、国内で購入するメリットが無くなってしまった。個人輸入しか無いんだろうなあ…。
一つ目の「フレーム販売が無い」というのは、商品価格が低いために絶対的な儲けが少ない事。販売された本数が予想より少なかった事。輸送コストが商品価格に対して高価なこと。が挙げられると思う。しかし、私のマイミクの方をはじめとして結構多くの方がフレーム買いで組んでみえるので、単に儲けを意識した戦略なのかもしれない。それに加えて、Bianchiのハイエンドモデルが売れない事も大きく影響していると感じられる。ツールで勝ったフレーム。TREK,GIANT,SCOTT,ORBEA,RIDLEY,COLNAGO,PINALLERO,CANNONDALEなどの強豪チームに供給されたバイクメーカーのハイエンドモデルが売れる中、どうもBianchiは商売が下手だ。資金は豊富にあるのだから、もっと強豪チームのスポンサーになれば良いと思うのだが、現実はそんなに甘く無い…か。
二つ目の「MTBはレパルトコルセモデルを一切輸入しない」というのは、一体何台が2005年から2008年までで販売されたのか?に尽きると思う。レース界ではジュリアン・アブサロンというフランスの選手がBianchiのアルミハードテールバイクでオリンピック金メダルにワールドカップ優勝など、輝かしい実績を挙げている。しかし、売れない。とにかく売れない。サイクルヨーロッパジャパンは日本でBianchiのMTBを売りたく無いのだろう、としか言えないくらいプロモーション活動を行わなかった気がする。私の記憶では、実車が一度も雑誌でテストされていないと思う。つまり、それくらい影が薄いのだ。
三つ目の「シティモデルの大幅増量+改定」というのは歓迎される事だと思う。日本のニーズに合わせて多種多様なモデルをリリースし、とにかく売る。お洒落な自転車という位置づけなのだから売れるに決まってる。同一メーカーの中で成り上がり的買い方をしなくなった今の時代には適合している。Bianchiというメーカーの知名度が上がる事は良いのだが、知名度が上がることで盗難も増えるだろうし、逆に高価なモデルに乗りにくくなる。乗っている本人は「どう?俺のBianchi。今年のツールに実践投入されたバイクだぜ!」と思っているのに、他人からは「同じBianchiだし(ry」と、Bianchiを純イタリアンブランドとして考えている人間には辛いのじゃないだろうか?昔は高級ブランドだったのに…。と思ってしまう人も少なくはないはずだ。そんなBianchi Maniaの事をもうちょこっと考えてもらいたいものだ。別に、自分が好きで乗っていれば良いのだが…
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