テフロン配合のサラサラオイル。
個人的にドライ時のベストチェーンルブだと感じている。
ヌーボカステ氏に紹介したところ、なかなかの好評価のようで。
2024/05/30追記:現在は製造終了に伴って国産のPTフローへ代替が進んでいます
フリーなど金属と金属が触れる部分にも愛用中。
使う前に輸入元の菱三商事の技術資料を見ておくべき。
いくつか非常に有用な事が書いてある。
チェーンルブとしての性能を、自分の評価基準で評価してみると
潤滑性能◎
変速性能◎
メンテナンス性◎
飛び散り◎
油膜保持力(晴天時)◎(雨天時)○
多少汚れるものの、500kmくらいは普通にもつ。
そして、変速性能がアホみたいに上がる。
スパスパ決まりすぎて、笑いが止まらなくなる。
オイル自体に洗浄性能があるため、日々の練習では汚れたチェーンの上からスプレーしなおして、ウエスで拭き取れば汚れも落ち、注油も出来る。
僕は、脱脂したチェーンをジップロックやビニール袋に入れてスプレーした後、オイルがコマに浸透したら、自転車に装着。その後、表面の余分なオイルを丹念に拭きとっている。(ミッシングリンク使用)
難点としては、豪雨クラスの雨では潤滑性能が極端に落ちる事。
雨も使えないわけではないが、レースなら辞めておいたほうが良い。
雨の日のレースや移動用バイクには「FINISH LINE クロスカントリー」を使用している。
普通にパーツクリーナーで落ちるので、メンテナンスしたいときはパーツクリーナーに漬けてジャブジャブやれば脱脂可能。これはライトサイクルのVT-09と比較して大きなメリットだと感じている。(2022/02/01追記:現在VT-09は製造中止されている模様。類似製品にベルハンマー/ナスカルブがあります。)
フリーに使った所、開いた口がふさがらないくらいフリーの抵抗が減った。上記の技術資料に「ゴムを侵す」事が明記してあるが、使用しはじめて半年、まだフリーのゴムが変形してきた様子は無い。
ゴムや樹脂を侵す鉱物油をベースオイルに使用している事に気をつけて使えば、異次元の性能を手に入れる事が出来る。
多分、マイクロロンのメタルトリートメントスプレーと同等か、それ以上の効果があると思っている。
粘度が非常に低いので、ディレーラーのピポット部などに使用しても効果はあまり感じられなかった。
同時に、内部の樹脂などを溶かす可能性を考慮に入れると、ワイヤーには使用しないほうが良いかもしれない。
しかし、NOKONの組み付け時に使用した所、非常に良好なフィーリングが得られたため、最近はワイヤーをトリフローに浸してから組み付け作業を行なっている。
難点として、非常に高い事が挙げられる。110-Aというスプレーを実に3ヶ月で使いきってしまったので現在は450Aを購入し使用中。
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