2011/12/03

100円で出来る?自転車チューニング!

<過去ブログからの転載>



リアブレーキの参考画像

利点
・自転車のコンポーネントを操作しているパーツの中で一番ロスが多いと言っても良いのが、ワイヤー類。標準のワイヤー類では「アウターとインナーの伸縮」「伸縮による稼動が引き起こす遊び」と、2つのロスが発生している。
・アウターにNOKONなどの非伸縮性アウターを使用する場合にこのチューンを行っても効果は殆ど無い。
・タイラップ(インシュロック)のみで可能なため、費用が全くと言って良いほどかからない。

欠点
・このチューンを行うと、変速やブレーキの調整が狂うため、再調整が必要になってくる。
・調整はシビアになる。


一番効果が感じられるのは、メカニカルディスクブレーキをリアブレーキに使用している時。アウターをひたすらシートステーに沿って固定していく。アウターが動かないように固定するのがポイント。さらに、シフターから出ているリアディレーラーのアウターとハンドル近くで結線する。

初期のタッチはそれほど変わらないが、レバーを握りこんでいったときのタッチは明らかに変わる。やってみると良くわかる。

理論的には、アウターが動くことによるロスを抑えているだけなので、効果はNOKONを使用した時と同じ…。だと、思われる。NOKONの特色である「カチッっとしたタッチ」が安価に味わえるため、個人的にはコストパフォーマンスが最も高いチューニングだと思う。

アウターの長さを人為的、かつ意図的に固定するため、調整がかなりシビアになる。しかし、逆に一度調整してしまえばかなりの効果を持続的に発揮する。

ハンドル周り参考画像

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