Ogival rings試乗レポート

今から1年ほど前、名古屋で「あけおす友の会」のオフ会が開催された。その時、あけおす会長が当時、日本で1セットしかないogival ringsを持ってきており、試乗する機会があった。

世界的に見ても、非常にタマ数が少ないチェーンリングであることは容易に予想出来るため、レポートを書いておく。Ogivalはオギバル/オジバルと読めるはず。



当時は、楕円ギアはQ-Ringsしか使った事が無く、それもあけおす会長のTIMEに装着してあるものだったw。
Ogivalは見た目も凄いが、走行感も凄かった。Q-Ringsの脈動感が増えたような感じで、お世辞にも良いとは思えなかった。
意外だったのは、造り込みの高さで、CNCによる肉抜きが厨二心をくすぐり、半端じゃなくカッコ良かった。このCNC加工は変速性能にも寄与していたようで、恐ろしく変速性能は高かった。

現在、会長のOgivalは友の会のゆっきーに託され、関東にワンペア存在している。
更に、変な物に魅せられる人は何人も居るようで、四国にも1人持っている人がいて、現在進行形で使用している。因みに、僕の自己紹介用アバターはその方に描いて貰ったものだ。最近、RDが折れたと聞いたが、どう考えてもOgivalが原因だと思う。
フロントギアの直径が変化する事は、チェーン長が刻一刻と変化している事と同様で、RDには多大な負荷がかかる。Ogivalだけではなく、他の楕円チェーンリングでもRDやFDの寿命は短くなる事は覚悟しておいたほうが良いだろう。

2022/02/01追記：2022年現在も販売中。東京オリンピックでも使用されたよう。